2023年の発売時にすぐに購入して以来、ずっと私の渓流ミノー1軍で使い続けている、リフレイン50HSのレビュー記事です。
SNSなどを見ていても、シマノも相当プロモーションに力を入れているようですね。
2023年の発売当時にアメブロでレビューを書きましたが、その記事がいまだによく読まれています。
今回は、およそ4シーズン使用した現在の視点で、改めて所感を綴ります。

リフレイン50HSの基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メーカー | シマノ |
| 商品名 | カーディフ リフレイン50HS |
| 品番 | ZN-250W |
| 発売年 | 2023年 |
| 全長 | 50mm |
| 重量 | 4.1g |
| タイプ | ヘビーシンキング |
| 標準フック | #8 シングルフック×2 |
| 基本アクション | ローリング(平打ち) |
| メーカー希望小売価格 | 税別1,450円(税込1,595円) |
ポイント
・50mm・4.1gのヘビーシンキングミノー
・シングルフックを前提とした設計
・ハンドメイドを思わせる美しいデザイン
・アクションはローリング(平打ち)主体


スペックだけ見て目を引くような尖ったところはありません。
珍しいのは最初からシングルフックという点。
渓流釣りではシングルフックが好まれることが多いですが、ノーマルでは基本トレブル(トリプル)フックのルアーばかりです。
最初からシングルフックが装着されているメーカーは、ぱっと思いつくのはパームスぐらいでしょうか。
そういう意味では、最初からノーマルでシングルフックであるということも特徴です。


私は替えのフックはいつもカルティバにしています。
実際に使って感じたリフレイン50HSの長所・特徴
大きな特徴は比重が軽いことによるレスポンスの鋭さ。さらに重心が中心に近いことによるバランスの良さ。
それに伴って、アップストリームでのただ巻きでも非常によく動きます。
当然トゥイッチでもレスポンスがよく、シェイクのような小さな入力でもルアーにアクションがよく伝わります。
Dコンタクトやリュウキ50sと同じジャンルですが、比重はリフレイン50HSの方がずっと軽く、使用した感覚が全く異なります。
メーカーは「ヘビーシンキング」と銘打っていますが、大雑把に言うと「重めのスローシンキング」に近い印象です。
重量は4.1gでキャスタビリティは問題なく、比重の軽さとセンターバランス(に近い後方重心)ゆえのレスポンスの高さが最大の特徴です。
ポイント
・小さな入力にも反応するレスポンスの良さ
・ロール主体のヒラ打ちと、柔らかく滑らかな動き
・ヘビーシンキングとして優秀なただ巻き性能
・アップからダウンまで対応できる総合力

あえてトリプルフックに交換してみると、レスポンスは落ちるものの問題はなく、一点に留めたアクションがやり易くなります。また、使用感が一般的なヘビーシンキングに近くなりました。(それでも比重の軽さは感じる)
トリプルフックへの交換時は#12を推奨しますが、#10でもフック同士の絡みはなく問題なく使えました。
自分の好みで良いと思います。

得意な場面とエリア
得意な場面(エリア)は上流域や沢など比較的小規模なところでしょう。
水深の浅いポイントでも沈み過ぎず、また、シングルフックであることも相まって、根掛かりが非常に少ないです。
↓だいたいこれぐらいの雰囲気のポイントでよく使います。




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多少流れが速くても水噛みが良く、アップでもルアーが流されるだけでアクションしないということが起こりにくいです。
特に低比重のレスポンスの良さでよく動くため、初心者の方でもアップでのルアーの挙動を掴みやすく、扱いやすいと思います。
ポイント
・アクションレスポンスが非常に高い
・アップでのただ巻きに強い
・トゥイッチにも強い
・根掛かりが少ない
苦手な場面とエリア
比較的苦手な状況は広い(深い)エリアと強いダウンです。
先述の通り、比重が軽くレスポンスが良いため、ルアーに抵抗がかかり難いアップは得意ですが、流れの強いダウンは得意ではありません。ヘビーシンキングとしてはレンジは少し高め。
↓これより規模の大きなエリアでは特性を生かせないことが出てきます。


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また、センターバランスに近いため、後方重心の一般的なヘビーシンキング(Dコンタクトなど)に比べると、キャスタビリティは一段下。
飛行中にルアーが回転しやすく、飛距離と精度に影響しています。
例えば増水の中流域で、、、
①ロングキャスト
②アップでのアクション
③ターンさせてダウン
という教科書どおりの流れなら、②は得意ですが①と③は得意ではありません。
(もちろん出来るけど)
先述の「得意分野」で小規模なところが得意と書いたのはそのため。
強い流れでのターンからのダウンが無く、近距離が中心となる小規模なエリアでは、リフレイン50HSが苦手なことをせずに済みます。
通常の流れではアップからダウンまで対応できますが、押しの強い流れをダウンで引く場合は、レンジを維持しにくく感じます。
この辺りは設計が云々というより、性能・特性のトレードオフの問題なので仕方ありませんね。
ポイント
・深場や押しの強い流れではレンジを入れにくい
・キャスタビリティは(Dコンと比べて)高くない
・強い流れのダウンは得意ではない
考察まとめ
リフレイン50HSの素晴らしいところは、バランスの良さです。
何でもそうですが、性能はトレードオフ。あっちが飛び出ればこっちが引っ込みます。
リフレイン50HSはそのトレードオフのバランスが極めて優秀。
私は2017年に渓流ルアーを始めました。
この10シーズンの間に新発売されたルアーの中で、最も秀逸だと思うのは、このリフレイン。
ハイレスポンスゆえに、低活性時の繊細なアクションにも、高活性時のハイアピールにも両方対応できます。
使いどころが非常に多く、扱いやすいミノーです。
得意ではない条件もありますが、私がよく釣る上流域や沢では長所を生かしやすく、頻繁に活躍しています。
ヘビーシンキングに分類されていますが、「重めのスローシンキング」と思って、小規模な源流部・上流部や枝沢で使うのもオススメです。

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